「カプセルの中で自分の体を30日かけて腐らせ堆肥に」究極の自然葬に3カ月で550人も予約が殺到した
ヤフーニュースに出ていましたが、この「コンポスト葬」ともいえるサービスはアメリカのワシントン州シアトルのベンチャー企業「RECOMPOSE(リコンポーズ)」が開発したもので、特殊なウッドチップの敷き詰められたカプセルの中で微生物の分解によって約1か月で遺体が堆肥になるそうです。
土葬の現代バージョンと言ういうところですが、火葬という仕組みが莫大なエネルギーを消費してCO2を放出していることを思えば環境に優しい方法です。
これからの時代、地球温暖化の影響で私達人類が滅亡の道を歩まないためにも環境問題に真摯に取り組むことは大切です。
しかしこの方法では30日では骨までは堆肥になりませんので、骨をどうするかという事の解決がなされていないままに、日本で受け入れられることは無いと思います。
散骨や自然葬が不要になるような記事でしたが、散骨や自然葬はどちらも亡き人の遺骨をどうするかという問題の答えなのです。
日本人は遺骨に対する独特の感情を持ち合わせた民族であり、遺骨に対しての思いからお墓ということにこだわり続けているのです。
アメリカにしても広大な土地があるのですから、自然の中に埋葬する方法が理想ですが、都会人向けのサービスとして今後どうなるのか注目したいものです。